今回、千葉県館山市にてイエシロアリの防除施工を行いました。

イエシロアリの被害はヤマトシロアリの被害とは違い建物全体に拡がる可能性があります。

今回は完全な木造戸建では無かったのですが、木を使用している箇所はかなり被害が拡がっていました。

イエシロアリは加害箇所から離れたところに本巣があることが殆どです。

その距離は100m離れている場合もあるとの事。

ミヤコ消毒では、何処にあるか探すのも大変な本巣の駆除をベイト工法(セントリコンシステム)を用いて巣の根絶を目指します。

加害箇所及び建物内にある分巣に関しては梁、壁などに状況に合わせたサイズの穴を開け、直接的に薬剤処理を行い躯体内のシロアリを確実に駆除していきます。

確実な駆除のためには、食害を見極め場合によっては数十箇所の穿孔(穴開け作業)を行い躯体内にシロアリを残さない施工を行います。

今回の現場に関しても被害状況、建物の構造を考えベイト工法、バリア工法の複合施工となりました。

写真は加害箇所に薬剤を注入するための穿孔を行った写真です。

対象の穿孔箇所に関しては、分巣が近くにあり、穿孔後30分もすると職蟻が開けた穴を周辺の土、穿孔した木屑を使いすぐに埋めていきました。

ヤマトシロアリも崩された蟻道を修復しますが、イエシロアリの修復スピードとは明らかに違います。

ヤマトシロアリは警戒心も強く、人が見ていると中々修復作業を行いません。

イエシロアリは人が近くにいても気にすることなく修復作業を進めていきます。

施行後、分巣の近くなどシロアリにとって重要な場所の近くでは穿孔した穴は一晩も経てばその殆どが埋められています。

施工当日に、スピード対応を考え薬剤処理をする事も大切ですが、あえてシロアリの活動をみて分巣の場所を調べ必要最低限の薬剤にて確実に駆除する事も必要となります。

弊社では、被害箇所、被害範囲を調査時に見極め必要な駆除方法をご提案いたします。

シロアリ被害に関して、少しでも気になることがあれば電話対応、もしくは訪問し問題解決のお手伝いを行います。

その他、居住エリアにて害虫、害獣の被害が起きた際にも、ホームセンター等で薬剤を購入する前にまずは弊社にご相談ください。

的確な状況報告、駆除、防除の提案をいたします。