ミヤコ消毒管理部の高橋元気です。

今回は海外から持ち込まれ繁殖した外来生物に関しての話題です。

近年、犬や猫、爬虫類等のペット需要が高くなっていますが、それに比例するように外来生物の国内への侵入も増加傾向にあります。

数日前には、南米原産のアルゼンチンモリゴキブリが千葉県の野外にて確認されました。

アルゼンチンモリゴキブリは繫殖が容易でペットの餌としての需要があるため、海外から輸入されており、その一部が野外に放たれたものと考えられます。

現状、人家や店舗といった室内への侵入の情報は無いものの、今後の状況によっては、被害が起こる可能性があります。

本来ペットとして持ち込まれたハクビシンやアライグマも、一部が野外に放たれた結果、生息範囲が広がり人的被害も増えた前例があるので、注意していかなければなりません。